お肌のトラブルのひとつにあげられる「ニキビ」は、10代にニキビの発症が多くみられますが、実は成人になってからもニキビに悩まされる方も多く、「大人ニキビ」や「吹き出物」と呼ばれています。
ニキビには面ぽう(コメド)と呼ばれる黒ニキビと白ニキビ、赤く腫れて痛いニキビがあります。
ニキビのできる要因は①皮脂分泌の量が増え②毛穴がつまり③アクネ桿菌が増殖して炎症がおこります。
治療法はさまざまですが、皮膚の皮脂量を減らしたり、細菌増殖や炎症を抑えるための内服薬や外用薬を使用します。
ニキビの早期治療は、症状を抑えるだけでなくニキビ跡になるのを防ぐことができます。
皮脂分泌量が増える、毛穴を詰まらせる要因は、間違ったスキンケアやストレス、食生活やホルモンバランスの乱れ、生活習慣や手で肌を触る癖まで多種多様です。できてしまったニキビを治療すると同時に、ニキビの発生につながる生活習慣を改善する努力も行い、新たなニキビを増やさないようにしつつ、一度治ったニキビが再発しないようケアすることが重要です。
繰り返すニキビや症状がなかなか良くならない場合は、早めに受診されることをお勧めします。
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