top of page

骨盤と腰痛について


骨盤とは、寛骨(腸骨、恥骨、坐骨が一体化したもの)・仙骨・尾骨より成り立ち、


人間の骨格の中心(重心)に位置します。


上半身と下半身を繋ぎ、足の動きをサポートしつつ上半身を支える土台の役割を果たしている重要な部分です。


他にも、大腸や生殖器、泌尿器などの内臓を保護したり、女性の場合は妊娠時に胎児を支える役割を担うなど、様々な働きを行っています。


骨盤は他の骨や筋肉と連動しているので、骨盤がゆがむ、ズレる、傾く、開くなどのトラブルを起こすと、他の身体機能に悪影響を与えてしまいます。


骨盤の構造の中で最も重要なのが、仙骨と腸骨によって作られる仙腸関節です。


仙腸関節は3-5mmほどの可動域しかなく、外見や画像診断でも殆ど動きが分かりません。


仙腸関節の主な機能は、上半身と骨盤および脚の間の衝撃を吸収することです。


仙腸関節を支えている靭帯は強固に固定されていますが、出産や外傷などをきっかけに、ゆるんで不安定な状態になることがあります。そうなると、体の動きに伴ってこの関節が動いた時に痛みが出るようになり、腰痛の原因になります。


出産、外傷以外で仙腸関節の靭帯の緩みに繋がる原因ですと、長時間椅子に座る、足を組む事が多い、長時間の立ち仕事などが挙げられます。


仙腸関節に炎症が起きると、仙腸関節障害になり腰痛、お尻周りや脚にまで痛みが出る事もあります。


最近の研究では、仙腸関節が腰痛の15〜30%の原因であると推定されています。


また、仙腸関節が歪んでいると足の長さも左右で変化してきます。歪みを治さないでいると体のバランスも崩れて、股関節、膝または足首への負担も増えてきますので、腰の痛みなどがなくても他の関節が痛むという事もあります。


カイロプラクティックの治療では、様々な診断で仙腸関節がどの方向にズレているかを正確に判断して、仙腸関節をアジャストメント(矯正)でもとの位置に戻していきます。また、仙腸関節を正しい位置に保つ事が出来るように骨盤周りのトレーニングやストレッチも指導していきます。

bottom of page