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水イボ(伝染性軟属腫)とは?症状や治療法は?

水イボは正式名称を「伝染性軟属腫」といい、ポックスウイルスが原因でイボができる感染症です。皮膚バリアが弱い10歳以下の子どもがかかりやすく、イボができている部分に直接触れることで感染します。


年中暖かいシンガポールでは肌が触れ合う機会が多いため、感染が拡大する傾向にあります。


お子さんが自分でひっかいてつぶしてしまう、自然につぶれてしまう、などの理由により、滲出液が出て他の体の部分にウイルスが広がり、イボの数が増えてしまうことがあります。


肌がカサカサに乾燥したり、ひどく日焼けしたりして肌のバリア機能が弱っていると、水イボに感染しやすくなります。そのため、肌の保湿と日焼け防止を心がけることが大切です。


イボの治療法には外用薬、液体窒素による冷凍凝固術、レーザー治療などがあり、症状によっては治療が不要な場合もあります。


身体に水イボのような症状がある方はお早めに医師にご相談ください。

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